生きていることって
ヒトが他の生物と大きく違うのは、生きていることにとかく
意味を見出そうとすることだと思います。
もちろん、無為に過ごすことがよいとは思わないし、
世の中に役立つとか、自分の時間を楽しむために生きるとか、
過ごす時間に意味を持たせようとすることが、
人間であることのアイデンティティであるとは、思います。
ただぶっちゃけた話、呼吸して、食べて寝て、それが
生きることの究極の意味だと思ってもいいのかなと
思うこともあります。
生物として生きる原始的な毎日の営みを、
愛おしいと思えれば、もしかすると自殺する悩みも
ちょっとは少なくなるのではないかと思います。
毎日努力して有意義に…もちろんそれも素晴らしいけど、
ただひたすら生きていること。
それも大きく肯定したいなと思います。
生きるってことは、結局周りに迷惑をかける
めんどくさい行為なんですよ。
この世に生を受けた以上は、そのめんどくさいことに
最後までひたすらお付き合いして、最後に振り返った時に
自分の生きてきた時間が、まあまあ良かったなと思えれば、
それで十分!
そう考えれば、なんか肩の力も抜けると思いませんか?
かわりばえしない日常も意外と悪くないし、実はそこに
幸せがあるのではないかと思う、今日この頃でした。