セカンドオピニオン
医師の仕事をしていると、セカンドオピニオンを聞きにきましたと
言われることがあります。
そういう方の中には、自分の疾患についてよく勉強している
方もいますが、案外流行りだから、言ってみたという方も
いますね。
前のお医者さんで、言われたどんな内容に納得が
いかなかったのか、もし、違うことを言われたら、
自分はどれを選択をするつもりなのか。
そのあたりをイメージだけでも持っておかないと、
ただ選択肢が増えるだけで、余計どうしていいか
わからなくなる危険性もあります。
まあ、ドクターと疾患について話し合うという、
基本的な姿勢ができるというのも、大事なことですから、
とっかかりにしていただければ、患者さんには
プラスなんですけどね。
結構、余計なことは聞かない方がいいと遠慮される
奥ゆかしい方が、まだまだ日本では多いので、
もっとドクターに話しかけてもいいんではないかと、
個人的には思っています。