本郷にて つれづれなるままに ~Open my eyes

日々の仕事やオフの時間の、ふとした気づきに立ち止まってみます

生きていることって

 

 

ヒトが他の生物と大きく違うのは、生きていることにとかく

意味を見出そうとすることだと思います。

もちろん、無為に過ごすことがよいとは思わないし、

世の中に役立つとか、自分の時間を楽しむために生きるとか、

過ごす時間に意味を持たせようとすることが、

人間であることのアイデンティティであるとは、思います。

 

ただぶっちゃけた話、呼吸して、食べて寝て、それが

生きることの究極の意味だと思ってもいいのかなと

思うこともあります。

 

生物として生きる原始的な毎日の営みを、

愛おしいと思えれば、もしかすると自殺する悩みも

ちょっとは少なくなるのではないかと思います。

 

毎日努力して有意義に…もちろんそれも素晴らしいけど、

ただひたすら生きていること。

それも大きく肯定したいなと思います。

 

生きるってことは、結局周りに迷惑をかける

めんどくさい行為なんですよ。

この世に生を受けた以上は、そのめんどくさいことに

最後までひたすらお付き合いして、最後に振り返った時に

自分の生きてきた時間が、まあまあ良かったなと思えれば、

それで十分!

 

そう考えれば、なんか肩の力も抜けると思いませんか?

かわりばえしない日常も意外と悪くないし、実はそこに

幸せがあるのではないかと思う、今日この頃でした。

 

 

 

セカンドオピニオン

 

医師の仕事をしていると、セカンドオピニオンを聞きにきましたと

言われることがあります。

 

そういう方の中には、自分の疾患についてよく勉強している

方もいますが、案外流行りだから、言ってみたという方も

いますね。

 

前のお医者さんで、言われたどんな内容に納得が

いかなかったのか、もし、違うことを言われたら、

自分はどれを選択をするつもりなのか。

 

そのあたりをイメージだけでも持っておかないと、

ただ選択肢が増えるだけで、余計どうしていいか

わからなくなる危険性もあります。

 

まあ、ドクターと疾患について話し合うという、

基本的な姿勢ができるというのも、大事なことですから、

とっかかりにしていただければ、患者さんには

プラスなんですけどね。

 

結構、余計なことは聞かない方がいいと遠慮される

奥ゆかしい方が、まだまだ日本では多いので、

もっとドクターに話しかけてもいいんではないかと、

個人的には思っています。

 

クリニック始動!

 

 

新しいクリニックの内覧会が終わり、いよいよ始まると

盛り上がる気持ちの中で、患者さんは一体どうしてほしいと

思っているのだろうと、今まで以上に考えるようになりました。

 

 

正確な診断

笑顔の応対

分かりやすい説明

なるべく会計までスムーズに進むこと

薬をつけて、症状が改善すること

 

 

眼って、繊細でそれでいて強くて、まさに全身の状態を映し出す

鏡みたいな場所なんですよね。

日々覗いていると、さらに覗きこみたくなる不思議なところです。

 

 

私は眼科医なので、眼しか診ることができませんが、全身状態に

問題があれば、それとからめて、それぞれの方の持っている

眼の問題点について、お話ができればいいですね。

 

 

患者さんも、眼から発せられるSOSを認識することで、

さらに自分の身体を知り、健康管理につながるでしょう。

 

 

基本に立ち返って、、

 

 

時間に追われると、つい荒くなってしまう患者さんとの

一対一のやりとりを、改めて大切にしたいと思う、

今日この頃でした。

 

心癒す スイーツたち

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色々ありますが、小さいころから美味しいものには

目がありません。

特に美しいスイーツを、心から愛でています。

私にとって、好きなスイーツは 

 

1.マスクメロンパフェ 

2.イチゴのショートケーキ

3.和栗のモンブラン  です。

 

これらは味ももちろんですが、色のコントラストが絶妙ですよね。

フルーツがくれる幸福感は、その色合いにあるのではないかと

思っています。特に1. は、節目には必ず食べるご褒美食です。

 

見ているだけで、(もちろん絶対食べますけど...)  幸せです。

幸福の緑。。美しいと思います。

ブログの始まり

  

こんばんは。

 

私は眼科クリニックで診療をしている眼科医です。

真面目さと粘り強さについては、多少自信(?)がありますが、

お世辞にも要領がよいとはいえません。

 

ただここまで、努力することでなんとかして生きてきました。

努力すればなんでも叶うというわけではありませんが、

成し遂げようとしなければ、大きな喜びは得られない。。

 

だんだんそういうことも分かってきました。

 

余力がなくて、あまり振り返らずに歩いてきたように思います。

少し肩の力を抜いて、日々考えていることを綴ってみたい。

 

今は、そんな心境です。